東大寺

東大寺
目安時間1.5~2時間
ジャンル
最終入場時間次の閉門時間の30分前
[11-3月]17:00 [4-10月]17:30

東大寺は、日本で最も有名な寺のひとつでユネスコ世界遺産に指定されている。752年、聖武天皇によって建立された。東大寺は、日本最大の金銅仏である毘蘆遮那仏(大仏)で、広く知られている。大仏殿は、火災で焼失したため再建され、当初の建築より小さくなったが、今もなお世界最大の木造建築だ。 大仏殿の他、仁王像の南大門、お水取りで有名な二月堂、多くの国宝が並ぶ三月堂等も必見。

興福寺

興福寺
目安時間30分~1時間
ジャンル
最終入場時間16:45

興福寺の前身である山階寺は、669年、藤原氏によって建立された。後に、飛鳥地方に移され、厩坂寺となり、平城遷都の際に現在の地に移され、興福寺と改名された興福寺は、ユネスコの世界遺産に指定されていて、その五重塔は、奈良のシンボルと言える。国宝館には、人気の高い阿修羅像や千手観音菩薩像など、興福寺に関わる重要な仏像、仏画等が、展示されている。

奈良公園

奈良公
目安時間1~2時間
ジャンル史跡・公園・鹿

奈良市東部に位置し、興福寺・春日大社・東大寺につながる。かつては興福寺の一部だった。園内の大部分は芝生が広がりその上を鹿が群れ遊ぶ。 春には桜、夏には緑、秋には紅葉、冬には雪、四季折々の趣がを楽しめる。日中の散策の他にも2月、8月の夜には、公園の中心にろうそく、LEDライトが敷き詰められて,幻想的な光の海が楽しめる。

春日大社

春日大社
目安時間1~2時間
ジャンル神社
最終入場時間次の閉門時間の30分前
[4-9月]18:00 [10-3月]17:00

春日大社は、768年、平城京守護のために創建され、原生林に囲まれた御蓋山のふもとに位置する。特に藤原氏の厚い信仰をうけてきたことでも知られる神社である。社伝によると、第一神の武甕槌命(たけみかづちのみこと)が、白い鹿に乗って御蓋山に降りたった。それ以来、奈良の鹿は神の使いとして大事にされてきたと言われている。境内には、約3000の灯籠があり、5月には、砂ずりの藤が、その美しい花で目を楽しませてくれる。世界遺産に指定されている。

元興寺

元興寺
目安時間0.5~1時間
ジャンル
最終入場時間16:30

元興寺は596年、飛鳥に創建された、日本で最初の本格的寺院である法興寺(飛鳥寺)が起源だ。平城遷都後、718年に現在の地に移され、元興寺と改名された。法興寺で使用されていた1400年前の瓦の一部が、極楽坊と禅室の屋根に、今も使われている。本尊は、奈良時代に活躍した僧智光が、夢に見た極楽世界を描いた曼荼羅(智光曼荼羅)だ。1998年、世界遺産に登録された。

ならまち

ならまち
目安時間1~2時間
ジャンル町屋など

ならまちは、猿沢池の南、元興寺旧境内辺りに位置し、伝統的な町屋が残る地域だ。町屋と呼ばれる旧商家は、間口の狭い細長い形と格子窓で特徴づけられる。「格子の家」は、一般に公開されていて、そこでは町屋の内部を見ることができる。また、ならまちには、各種店舗、カフェ、レストラン、小美術館などもある。今西酒造やその他の酒店では、手軽な価格で数種の日本酒を試飲できる利き酒コーナーが人気だ。ならまちは、奈良の新しい観光名所になりつつある。

依水園

依水園
目安時間30分~1時間
ジャンル日本庭園
最終入場時間16:00

奈良を代表する名園の一つで、1975年に国から名勝地として認定された。 17世紀に,当地の豪商により、最初の庭園 (前庭)が作られた。その後、 20世紀初頭に茶室と、もう一つの庭(後庭)が開設された。庭園の種類は、池泉回遊式の借景庭園。 園内では、豊かな水をたたえた池、四季の花が楽しめる。また後庭からは、背後にそびえる山々の展望が楽しめる。

吉城園

吉城園
目安時間30分~1時間
ジャンル日本庭園
最終入場時間16:30

奈良県が所有する日本庭園。興福寺の子院があったところとされている。明治に民間の所有となり、20世紀初頭に現在の建物と庭園が作られた。企業の迎賓施設として使われた後、同世紀の終わりから奈良県が所有し一般に公開されている。周りを木立に囲まれた静かな庭園である。「池の庭」「苔の庭」「茶花の庭」の三種の庭の散策が楽しめる。

薬師寺

薬師寺
目安時間1時間~2時間
ジャンル
最終入場時間16:30

薬師寺の建立は、天武天皇によって680年に計画されたが、建設途中で天皇が亡くなったため、その妃、持統天皇によって完成された。境内には、東塔と西塔があり、東塔は、8世紀に建てられたもので、度重なる火災などを免れ、今も当時のまま残っている。金堂内の薬師三尊像は、東院堂の聖観音像と共に、日本仏教美術の傑作と言われている。寺は、世界遺産に指定されている。

唐招提寺

唐招提寺
目安時間1時間~2時間
ジャンル
最終入場時間16:30

唐招提寺は、759年、中国の僧、鑑真和上によって建立された。聖武天皇は、当時の日本の仏教界の乱れを憂慮し、授戒ができる高僧を中国から招こうと決意、それに応じたのが、鑑真だった。寺は、世界遺産に指定されていて、その静かで落ち着いた佇まいが、多くの人を魅了する。日本に現存する最も優れた8世紀の建築である金堂には、盧舎那仏、千手観音、薬師如来像が、安置されている。講堂は、平城宮から移設された唯一現存する建物として、よく知られている。

法隆寺

法隆寺
目安時間2時間~
ジャンル
閉門時間[2/22~11/3]17:00,[11/4~2/21]16:30

法隆寺は、607年、聖徳太子によって建立された。西院伽藍にある金堂、五重塔、中門は、世界最古の木造建築だ。金堂には7世紀に止利仏師によって作られた釈迦三尊像が安置されている。大宝蔵院と百済観音堂には、百済観音や玉虫厨子など多くの国宝が展示されている。東院伽藍には、夢殿があり、長い間秘仏であった救世観音像が、厨子の中に祀られている(春・秋公開)。法隆寺は、1993年、日本で初めての世界遺産に登録された。

新薬師寺

新薬師寺
目安時間0.5~1時間
ジャンル
最終入場時間次の閉門時間の1時間前
17:00

新薬師寺は、747年に聖武天皇の病気平癒を願って光明皇后により建立された。創建当時の金堂、東西の塔、僧坊などは、落雷、大風等で失われ、奈良時代の建物である現本堂は唯一残ったものである(国宝)。本堂の中に安置される本尊の薬師如来坐像と本尊を守護するために周りを取り囲む塑像の十二神将は、欠損した一体を除きすべて国宝に指定されている。秋には境内に萩が咲き誇る

平城宮跡

平城宮跡
目安時間2時間~
ジャンル
最終入場時間16:00
(第一次大極殿、資料館など)

平城京は、710-784年の間、日本の都であった。唐の長安(現西安)を模して造られた街は、75mの道幅を持った朱雀大路を中心に碁盤の目のように整然と区画されていた。京都に都が移った後、建物は新しい都に移され、この地はほとんどが水田となった。そのため莫大な数の木簡をはじめ、様々な地下の遺物がよい状態で保存された。1998年世界遺産に指定された。現在、最も重要な建物である太極殿と平城宮の正門である朱雀門が復元されている